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Synologyの高機能NAS「DiskStation DS218」を買いました

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自宅サーバからNAS機能を分離しようとSnynologyの高機能NAS「DiskStation DS218」を買いました。

Synology NASは、ただNASにデータを保存するだけでなく、NASに保存されているデータを分析し、活用するパッケージ(アプリケーション)がたくさん用意されている高機能なNASです。

要件として、データを保存する機能だけがあれば良かったのですが、Synology NASにはNASにアクセスするためのAndroid OS/iOS用アプリが多数用意されていて少し興味がありました。

まだ使い始めたばかりで大したことは書けませんが、少しだけ紹介してみようと思います。

Synology NAS DS218

高機能NASといえば、Synology NASとQNAPが人気を分けていますが、買ったのはSynology NASです。

QNAPではなくSynology NASを選んだのは、たまたま安かったから。楽天のJoshin webでショップアップキャンペーン9倍というのをやっていて、価格コムの最安値に10倍以上のポイント還元だったので結構安く買えました。

DS218を選んだ理由

沢山あるSynology NASの中からDS218を選んだ理由は、次の2点だけです。

  • HDDが2本収納できる
  • 冗長構成が可能

現行モデルで条件に当てはまるのが6モデルあります。DS718+は高性能過ぎ、RS217はラックマウント型、DS218jはメモリが不足しそうという理由で除外したことでDS218+、DS218、DS218playの3モデルから選ぶことになりました。

DS218+、DS218、DS218playの比較

モデル DS218+ DS218 DS218play
CPU Intel Celeron J3355
デュアルコア 2.0GHz
Burst 2.5GHz
Realtek RTD1296
クアッドコア 1.4GHz
メモリ 2GB DDR3L
最大6GB(2GB+4GB)
2GB DDR4 1GB DDR4
ドライブベイ 2
ホットスワップ -
外部ポート 1GbE LAN
USB 3.0x3
eSATA
USB/SD Copy
1GbE LAN
USB 2.0x1
USB 3.0x2
USB/SD Copy
1GbE LAN
USB 3.0x2
Btrfsサポート -
仮想化サポート -
価格(執筆時) 35,980円 26,980円 23,980円

仮想化機能を持つDS218+にかなり惹かれましたが、自宅サーバがあるため必須という訳ではなく、残る2モデルからメモリ容量の多いDS218を選びました。

実際使ってみたらDS218playのメモリ容量でも十分だったかもと感じていますが、DS218はフロントパネルを外せばHDDの抜き差し可能、HDDの固定にネジ不要といったメンテナンス面でも優れているのでDS218という結論は変わらないかもしれません。

DS218のセットアップ

Synology NASのセットアップは簡単です。

本体にHDDを搭載し、電源を投入。起動したらブラウザでアクセス(http://diskstation:5000/)し、ボタンをポチポチ押すだけです。

途中、QuickConnectの設定というのがあります。QuickConnectは、ポート転送規則を設定しなくてもインターネットを介してアプリケーションがSynology NASに接続できる機能です。便利そうなですがセキュリティ面が不安なので、外出先から使うときには自前でVPNを設置する予定です。外出先から使う予定がなければ設定する必要はありません。

DS218の場合、HDDの管理はデフォルトだとSHR(Synology Hybrid RAID)で管理されます。2本なのでRAID 1と機能的には同じ(はず)です。フォーマットはBtrfsになります。

何度かやり直してみましたが、セットアップで上記以外の設定にする方法があるのかわかりませんでした。

Synology NASの管理

Synology NASの管理は、ウェブブラウザから行います。

アクセスするとDSM(DiskStation Manager)というWindows Likeなデスクトップが表示されます。操作はWindowsと同じなので悩むことはなく、システムやパッケージなどの管理もポチポチするだけです。

また、リソースモニタでシステムの健康状態やリソースの使用状況が一目で確認できます。パッケージを追加するとCPUやメモリの使用量が増えるので負荷状況がすぐ確認できます。

Synology NASへのアクセス

Synology NASへは、「¥¥(Diskstationの名前)」でアクセスできます。ネットワークドライブに割り当てれば、ローカルディスクの様に使えます。SMB以外にも、AFPやNFSも使えます。

また、SSH/Telnetのターミナルサービス、FTP/TFTP/rsyncのファイル転送などでもアクセスできます。

アドオンパッケージ

DiskStationには、NASに保存されている音楽や動画、写真などを効率的に管理するアプリケーションや開発環境などのパッケージが多数用意されています。

Photo Station、Video Stationなど定番パッケージを一通り使ってみましたが、今のところAudio StationとFile Stationだけ継続して使っています。Android OS/iOS用のアプリが用意されていて環境を選ばず使えるのが非常に便利です。

Apache、PHP、MariaDB/MySQLなどの開発環境もサポートしているのでWordPressを動かしたり、ちょっとした開発などもできます。ただ、普通のLinuxサーバに比べると制約が多いので、色々やりたい場合にはDS218+で仮想サーバを立てるか、別にサーバを構築した方がいいです。私は別に構築予定なので、あまり触っていません。

パッケージは、必要なければインストールしなくても全く問題ありません。

リソース

リソースの使用状況は、Synology NASに用意されているリソースモニタで随時確認できます。

インストールしたパッケージ少な目という自分の環境のリソース(上の画像)は、CPUが2%程度、メモリが14%(2GB*14%=280MB)程度とかなり余裕があります。

パッケージを追加すると、パッケージに応じてメモリ使用量が増加していきます。試しにPhoto Station、Video Stationなどの主要なパッケージ追加したところ、メモリが26%(約520MB)程度まで増加しました。これを限り、メモリが1GB程度はないとメモリ不足になる可能性がありそうです。

また、パッケージ導入に伴い、常駐プロセスやサムネイルやインデックスが作成するプロセスが立ち上がったりCPU使用率が上昇(2~30台を推移)していきます。

使用した感じでは、NASとして使うだけならDS218playやDS218jでも余裕がありそうに感じます。パッケージを色々使ってみたいなら、DS218やDS218+を選択した方がいいかもしれません。

尚、移行データに画像ファイルが多かったのが原因なのかサムネイルを作るプロセス「ffmpeg-thumb」がCPUリソースを消費しまくり、長時間CPU使用率99%の状況が続きました。1-2日(機種によっては1週間)で収まるという話ですが、画像の管理は見送りました。機会があれば少しづつ追加してみようと考えています。

消費電力

シーン 消費電力
高負荷時 14W
低負荷時 11W
HDDハイバネーション 3W

搭載しているHDDは、Western Digital WD20EZRX*2台です。

消費電力の公称値は14.99 W (アクセス)、5.78 W (HDD ハイバネーション)とされていますが、私の環境ではそれより低い結果です。HDDハイバネーション時が3Wという結果を見ると、本体の消費電力はかなり低いようです。HDD温度は常時30度程度、ファンの音も静かなので熱の不安もなさそうです。

移行元のMicroServerの消費電力が21Wだったので半分程度に下がっていますが、HDDを2台減らしたMicroServerが稼働したままで16Wあるのでトータルでは微増、HDDハイバネーションに移行すれば若干の減少です。省電力化ではなく機能分離が目的だったので今のところ問題ありません。最終的にintel NUCに移行予定なのでトータル消費電力は移行前と同程度か減る予定です。

HDDハイバネーション

HDDハイバネーションは、一定期間にアクセスがないと内部HDDが動作を停止する機能です。HDDが停止するので消費電力が大幅に下がります。

ただ、HDDハイバネーションへの移行は、環境により条件が厳しいそうです。例えば、Windowsにネットワークドライブの割り当てしていると移行し難かったり(Windowsを起動するだけでHDDハイバネーションが終了する)、インストールしたパッケージによっても移行しなくなるケースがあるようです。

私の環境では、NASにアクセスするのが自分のみ、パッケージ少なめということでHDDハイバネーションに移行してくれましたが、環境によって全く移行しないということがあるかもしれません。

まとめ

自作サーバにNAS機能を持たせることのに比べると専用NASは、管理が簡単、機能が豊富、省電力と言うことなしです。

本体とHDDの購入費用が大きくなってしまいますが、余っているHDDがある場合には初期費用も安くなるので手が出しやすいです。私はお古のHDDの使いまわしです。

私が使った範囲では、Synology NASに不満や不足を感じることはなかったのでお薦めできます。アドオンパッケージはまだ使いこなせてないので、その点は差し引いて判断してください。

パッケージを色々使いたいならメモリ2GB搭載のDS218が安心して使えると思います。パッケージをあまり使わないならDS218playで十分な気がします。どちらもクアッドコアなのでパフォーマンスの低下は少ないのがいいです。NASとして使うだけならDS218jでいいかもしれません。

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