当サイトでお世話になっている「YASAKANI Cache」の新バージョン0.9.6がリリースされました。前バージョン0.9.1から0.9.6に一気に飛びました。
更新内容を確認すると不具合の修正やDBテーブルのチューニング、機能追加などが行われているようです。
- Sqlite journal mode changed from Memory to PERSIST because index of log data table was broken.
- Change Configuration change of setting table.
- Change Configuration change of log table.
- Addition of bot block function as optional utility function.
- Added URL replacement function of images and links in content that can be used when migrating site URL as optional utility function.
項目の4番目はアクセスコントロール、5番目はコンテンツ内の画像やリンクのURLなど書き換えという新しく実装された機能です。どちらの機能も他のプラグインなどで処理している場合には不要かもしれません。
更新内容には書かれていませんが、キャッシュをする/しないの判定方法も修正されています。
0.9.1ではNOTICEやE_DEPRECATEDなどの動作に致命的な影響を与えない警告でもキャッシュをしてくれなかったので使い辛い面がありましたが、0.9.6では動作に支障がない警告(E_NOTICE、E_STRICT、E_DEPRECATED、E_USER_NOTICE、E_USER_DEPRECATED)の場合にはキャッシュするように変更されたので普通に使えるようになりました。
まとめ
これまで自分でプログラムを修正して使っていたので素直にお薦めできるプラグインではありませんでしたが、新バージョンでは修正する必要が無くなりお薦めできるプラグインになりました。
YASAKANI Cacheを約1ヶ月使っていますがキャッシュをする/しないの判定以外は気になる点は無く、動作も軽快で非常に安定しています。キャッシュ系プラグインに悩んでいるならぜひ使ってみてください。
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